1999年1月1日、欧州統一通貨ユーロの導入とともに、通貨管理組織となる欧州中央銀行(ECB)が発足しました。
通貨統合参加国の金融政策を一元的に行っているのが、この欧州中央銀行(ECB:European Central Bank)です。各国の中央銀行は、独自の金融政策を放棄し、欧州中央銀行(ECB:European Central Bank)内によって定められた金融政策方針に従って、各国内で金融政策を実施することを任務としています。
金融政策の実施にあたっては、欧州中央銀行(ECB:European Central Bank)内に設置された政策理事会の策定した指針のもとに、役員会が具体的な支持を作成して、各国の中央銀行に送るという流れで行われます。
欧州中央銀行(ECB:European Central Bank)の金融政策の第一義的な目的は、「物価の安定」と定められている。物価の安定が経済成長や雇用の増大に質すると考えられているからです。また、欧州中央銀行(ECB:European Central Bank)は物価の安定を「ユーロ圏の消費者物価指数(HICP=HarmonisedIndex of Consumer Prices)前年比で見たインフレ率が2%を下回り、これが中期的にみて維持される状態」と定義しています。
◆ECBの基本的任務は以下の通りです。
1、金融政策の決定と実施
2、参加国の公的外貨準備の保有と運用
3、外国為替操作の実施
(※手続きの煩雑さや費用負担の問題から、過去ほとんど行われなかった。ほぼ口先介入。)
本日の20:45に欧州中央銀行(ECB:European Central Bank)は政策金利の発表をします。今回の委員会では政策金利を据え置くとの見方が大勢を占めています。しかし、一部では0.25%の利上げに踏み切るのでは、との声も聞かれており、政策金利発表後に予定されているトリシェECB総裁の記者会見とあわせて、注目が集まります。