東京証券取引所のような取引所があるわけではありません。「外国為替市場」と呼ぶのは、銀行、証券会社、日銀などが参加している「インターバンク(銀行間)市場」で、そこでは参加者同士が相対(あいたい)で取引をしています。インターバンク市場は、取引所などの実在の場所がわけではコンピュータでつながったバーチャルな市場といえます。インターバンク市場で取引されているレートを「インターバンクレート」といい、テレビのニュースなどで伝えられているインターバンクレートのことを指しています。これに対して、銀行が一般の人に対して取引を扱う際の為替市場を「対顧客市場」といいます。
銀行で外貨預金に申し込む際や、空港などで外貨に両替する際は、「対顧客電信売相場=TTS」というレートで取引することになります。為替の卸値のようなもので、手数料が含まれています。外国為替市場は、シドニーなどがあり、休日を除いて24時間必ずどこか市場がオープンしています。為替レートも刻々と変化しています。外貨預金などは、取引できず、レートも1日に変更されません。急激な変動があっても対応できません。一方、リアルタイムに為替レートを見ながら取引を行うことができる商品があります。